第95回全国高校野球選手権大会第10日
(鳴門17-1常葉学園菊川、17日、甲子園)
第3試合は2年連続8度目の鳴門(徳島)と、5年ぶり4度目の常葉学園菊川(静岡)が対戦。
鳴門が今大会最多タイの17点で大勝し、63年ぶりに準々決勝に進んだ。
鳴門は強打の「渦潮打線」が序盤から火を吹いた。
一回に二死満塁から日下の中前2点適時打、
松本の左翼線適時二塁打で3点を先制した。
四回には一死満塁から甲本の左翼線2点適時二塁打、
河野の中前適時打、伊勢の左前適時打、橋川の右前適時打で5点を追加。
五回は河野の左翼線適時打などで3点、
六回は中野の中前適時打で1点、
八回にも5点を加え21安打17点の猛攻で圧倒した。
先発の板東は六回一死まで無安打の快投。
大量リードにリズムを崩すこともなく4安打1失点で完投した。
常葉学園菊川は12点を追う七回、
大西の中前打と相手の暴投、桑原の中前打で無死一、三塁とし、
金子の右前適時打で1点を返し一矢報いた。
しかし、投手陣が相手打線の勢いを止められなかった。