◇セ・リーグ 巨人7―7DeNA
(2013年8月15日 東京D)
巨人は延長12回でも決着つかず、
今季最長の激闘は7―7のドローとなったが、
優勝マジックは1つ減り「33」とした。
勝てなかった。だが、負けなかった。
3回に長野の左前適時打で先制するなど4点を奪って
試合の主導権を握った。
しかし先発・沢村がピリッとせず、
5回に2者連続弾を浴びて同点に追いつかれた。
6回には阿部の中犠飛で再びリードを奪ったが、
沢村が7回に逆転2ランを打たれ、6失点KO。
2番手・香月も8回に1点を奪われ、2点ビハインドを背負った。
それでも8回、阿部が右越え2ランで同点に追いつく驚異の粘り。
白星にはつながらなかったが、Vロードを確実にまた一歩、前進させた。
DeNAは梶谷の2打席連続アーチなどで一時は逆転したものの、
投手陣がリードを守りきれず。
今季、対巨人3連戦での初の勝ち越しはまたもお預けとなった。