モスクワで行われている
陸上の世界選手権男子マラソン(17日)に出場する
日本の5選手が15日、モスクワ市内で記者会見し、意気込みを語った。
出場するのは、
川内優輝(埼玉県庁)、前田和浩(九電工)、堀端宏行(旭化成)、藤原正和(ホンダ)、中本健太郎(安川電機)。
5人とも2時間8分台のタイムを持ち、入賞を目標に掲げている。
公務員ランナーとして注目される川内は、
多くのレースに出場する独自の調整法を貫いてきた。
前回大会は18位だったが、今回は6位が目標。
メダルについては、
「自分が最高のパフォーマンスを発揮したうえで、他の選手が落ちてこないと無理」
と弱気だったが、
「2年前よりいい練習をしてきたし、海外レースの経験も積んだ。
経験を生かしたい」と力を込めた。
昨夏のロンドン五輪で6位入賞した中本は
「暑いのが好きなので、耐久レースになればいい。日本人で1番になりたい」。
前回大会7位の堀端は、今年1月に右足甲を疲労骨折したため、
練習再開から1か月半ほどだが、
「尻上がりに良くなり、感触はいい」と話した。