◆ロッテ6x―5楽天=延長11回=(14日・QVCマリン)
首位快走の楽天が、2か月ぶりの屈辱を味わった。
延長11回。小山伸が先頭の里崎にサヨナラ弾を浴びた。
今季4度目のサヨナラ負けで2位のロッテ相手に連敗。
連敗は6月21、22日以来のことだ。
星野監督は「2ゲーム差のとき(7月26~28日)に、ロッテに3連勝した。
『行って来い』だろ」と、
込み上げる怒りをかみ殺しながら、前向きにとらえた。
初回の4得点を守りきれなかった。
4点リードの5回、美馬がブラゼルにソロを被弾。
直後の鈴木に四球を与えるなど失点を重ねた。
結局、4回2/3を4失点で降板。
4番手の青山も、8回先頭の角中に与えた四球から崩れた。
「全部フォアボール(から失点)。そんなことやってたらダメ」と指揮官。
日頃から口酸っぱく伝えてきたことだけに、あきれたように言葉を吐いた。
この3連戦中に点灯の可能性があった優勝マジックも、
最短で17日の西武戦(西武D)にずれ込んだ。
ただ、足踏みしても、まだ2位とは4.5ゲーム差。
切り替えて次の一戦に臨むだけだ。