◇セ・リーグ 巨人5―4広島
(2013年8月9日 マツダスタジアム)
巨人が粘りの逆転勝ちで広島を下し4連勝。
貯金を今季最多の27に伸ばし、この日、2位・阪神が敗れたため、
原政権下では最速となる優勝マジック39が点灯した。
4点のビハインドをひっくり返した。
5回まで0行進を続けていた打線が反撃を開始したのは6回。
阿部の左越え二塁打から1死三塁とし、
高橋由の中越え二塁打で1点を返した。
さらに7回には2死満塁から長野の右前2点適時打で1点差に詰め寄った。
そして8回。敵失から無死二塁のチャンスをつかむと、
四球と犠打で1死二、三塁とし、坂本の左犠飛で同点、
さらに2死三塁からボークで勝ち越した。
先発・小山は3回2/3を6安打4失点で降板したが、
リリーフ陣が無失点リレーで逆転劇に導いた。
広島は序盤、丸の2打席連続弾などで試合を優位に進めながら、
守備の乱れもあり痛恨の逆転負けで3連敗。
前日まで同率3位で並んでいた中日が勝利し4位に転落した。