第95回全国高校野球選手権大会は8日、
甲子園球場で開幕し、
開会式後の第1試合は春夏を通じて初出場の
有田工(佐賀)が5―4で6年ぶり2度目出場の大垣日大(岐阜)を
下して2回戦に駒を進めた。
有田工は、大垣日大のエース高田に5回まで無安打に抑えられたが、
0―3の7回1死二塁から桑原の左翼線適時二塁打、
川元の左前適時打で1点差に。
8回には2死一、三塁から仙波が中越えへ2点二塁打を放って逆転し、
続く桑原の適時打でリードを広げた。
有田工・古川は7安打を許しながらも、
緩急をつけた投球で要所を締めて無四球で完投。
大垣日大のエース高田は6回2死まで無安打に抑える好投も、
7回に3安打で1点差に迫られて降板。
2番手の1年生左腕・橋本が8回に逆転を許した。
直後の8回裏には相手守備の乱れを突いて1点差に追い上げたが、
なおも一死三塁からスクイズを失敗した。