「デイリー後援・WBA世界バンタム級タイトルマッチ」
(23日、東京ビッグサイト)
ボクシングのWBA世界バンタム級タイトルマッチが行われ、
王者・亀田興毅(亀田)が、3-0の大差判定で、
同級3位の挑戦者・ジョン・マーク・アポリナリオ(フィリピン)を下して、
7度目の防衛に成功した。
日本のジム所属の男子世界王者は8人のまま。
パンチの精度を欠くアポリナリオに対して、
亀田は高いガードで的確にブロック。
ペースをつかんだ中盤からは、距離を詰めてボディー攻撃でポイントを奪った。
10回には右フックの相打ちでダウンを奪い、
最終回にも左ストレートでダメ押しのダウンを追加した。
スコアは117-109、118-108、119-107。
日本初の世界3階級王者でもある亀田の通算戦績は32戦31勝(17KO)1敗。
アポリナリオ(フィリピン)は22戦17勝(4KO)3敗2分け。