◇佐賀大会決勝 有田工6―5早稲田佐賀
(2013年7月21日 みどりの森県営球場)
第95回全国高校野球選手権佐賀大会決勝は21日、
佐賀市のみどりの森県営球場で行われ、
27年ぶりに決勝進出を果たした有田工が延長10回6―5で早稲田佐賀を下し、
春夏通じて初の甲子園出場を決めた。
創設110年を超える伝統校が土壇場ですさまじい執念を見せた。
2点リードの8回に守備の乱れもあって3点を失い、
逆転を許した有田工だったが、9回2死から3連打で満塁とし、
主将・桑原の左前適時打で同点。
延長10回2死一、三塁ピンチをしのぐと、
その裏2死二、三塁から3番・藤川が左越えにサヨナラ打を放ち、
激闘にピリオドを打った。
創部4年目でノーシードから決勝に進んだ
早稲田佐賀だったが、甲子園にはあと一歩届かなかった。