◇大相撲名古屋場所14日目
(2013年7月20日 愛知県体育館)
すでに26度目の優勝を決めていた
横綱・白鵬が大関・稀勢の里に寄り倒しで敗れ、連勝は43でストップ。
初場所千秋楽の日馬富士戦以来174日ぶりの黒星を
「いい夢見せてくれたんじゃない」とどこか達観した表情と言葉で分析した。
大相撲界に「43の呪い」あり。
江戸時代からの長い歴史の中で過去に40連勝以上を複数回記録しているのは
谷風、雷電、太刀山、白鵬の4人だけだが、必ずひとつは43で連勝が止まっている。
谷風は63連勝を達成した4年後の1786年に、
雷電は44連勝を達成した2年前の1797年に、
太刀山は56連勝を達成した4年前にいずれも連勝が43で止まった。
今回の白鵬も63連勝を達成した3年後に「43の呪い」にかかってしまった。