大相撲名古屋場所13日目(19日、愛知県体育館)
横綱白鵬が大関琴欧洲を寄り切りで下し、
3場所連続優勝を飾った。自身の連勝記録も43に伸ばした。
2敗の平幕碧山が、平幕高安にはたき込みで敗れ、
勝てば優勝という土俵で万全の取り口をみせた。
大関稀勢の里は、横綱日馬富士を浴びせ倒しで下し、3敗をキープした。
白鵬が横綱の意地をみせた。
12日目に琴奨菊を上手投げで下した際、
右脇腹を痛め「軽い肉離れ」の診断を受けた。
この日は患部にテーピングしながらの相撲だったが、
琴欧洲を寄り切りで下した。
白鵬は「13日目に優勝が決まって、あと2日は伸び伸びとやりたい」と
横綱の面目を保ち、充実の表情だった。