大相撲名古屋場所12日目(18日、愛知県体育館)
横綱白鵬が大関琴奨菊を退けて、全勝をキープ。
自身の連勝記録を42に伸ばした。
2敗力士では平幕碧山が平幕千代大龍を、はたき込みで下し2敗を守った。
大関琴欧洲は大関稀勢の里に浴びせ倒しで敗れ、
平幕魁聖も平幕隠岐の海に寄り切られ3敗目を喫した。
白鵬は取り組み終了後、右脇腹を痛がるしぐさをみせた。
ここまで圧倒的な力をみせてきた横綱が、体調に不安を残した。
白鵬が、琴奨菊を圧倒した。
鋭い立ち合いから右を差し、相手を引き付けると左上手をグイッと奪った。
そこから時間をかけずに豪快に投げ飛ばした。
黄金の左上手投げに場内もドッと沸いた。
ただ、勝ち名乗りを受け、土俵下におりると顔をしかめた。
投げの際に、右脇腹をひねったようで、
両膝に手をつき苦しそうな表情をみせた。
患部の状態によっては通算26度目、3場所連続優勝に向け、暗雲が立ち込める。