◇セ・リーグ ヤクルト8―3広島(2013年7月13日 神宮)
ヤクルトのルーキー小川がセ・リーグ一番乗りで2桁10勝に到達。
チームの新人では1959年北川(当時国鉄)の7月26日を抜く最速10勝到達となった。
右腕は「調子は良くなかった。すぐに逆転してくれたので打者一人一人と勝負して流れをつくろうと思った」と振り返った。
初回に先制を許すも、
2回までにバレンティンの2打席連続弾などで5点のリードをもらった。
調子が悪いなりに7回2/3を8安打3失点に抑え、試合をつくる安定感がさえた。
自身5連勝にもおごることなく
「ファンの声援のおかげ」と感謝したルーキー。登板翌日も「陰で応援します」と
フォア・ザ・チームの精神をにじませた。