サッカー日本代表は現地時間15日(日本時間16日)、
ブラジルのブラジリアでコンフェデレーションズカップ開幕戦となる
ブラジル代表戦に臨み、0-3で敗れた。
ブラジルに対して日本がどれだけのプレーができるのか注目の一戦だったが、
サッカー王国の前に力なく敗れた。
日本は本田圭佑、香川真司、長友佑都らがスタメンに名を連ね、
本田は前線での起用となった。
前半序盤から攻勢を仕掛けたのはブラジルだった。
芝の状態が悪く、足元でもたつく日本を尻目に前半3分に早くも先制点を奪う。
左サイドからのマルセロのクロスを中央でフレッジが胸で落とし、
走り込んだネイマールが右足ダイレクトボレーで決めた。
ビハインドを負った日本は、本田のミドルシュートを中心に
反撃に転じるが、得点を奪えない。
その後はブラジルのカウンターから再三ピンチを迎えるも、
なんとかしのぎ、0-1で前半を終えた。
後半の早い時間に同点に追いつきたい日本だったが、またも得点を奪ったのはブラジル。ダニエウ・アウベスの低いクロスから、パウリーニョが右足で強烈なシュートをたたきこんだ。またも早い時間に失点した日本は、後半6分に清武弘嗣に代えて前田遼一を投入し、攻勢に出る。しかし、試合巧者のブラジルから主導権を奪うことはできず、終了間際にも追加点を許し、万事休す。そのままタイムアップし、日本は開幕戦を0-3で落とした。
日本は、19日(日本時間20日)に第2戦のイタリア戦に臨む。