(セ・パ交流戦、西武5-1巨人、3回戦、巨人2勝1敗、2日、西武ドーム)
投打に精彩を欠いた巨人が今季ワーストの5連敗。
0.5ゲーム差に迫っていた2位阪神が勝ったため、首位から転落した。
先発・内海は五回途中3失点で今季2敗目(4勝)を喫し、
通算100勝はまたしてもお預けとなった。
内海は三回、先頭・熊代の左前打から二死三塁とされ、3番・栗山に2球目フォークを右前に運ばれて先制点を献上。さらに浅村の四球で一、二塁とピンチを広げ、ヘルマンの右前適時打でこの回2点を失った。
五回には先頭・秋山が一塁手・ロペスのエラーで出塁。投前犠打と遊ゴロの間に二死三塁とされ、浅村の中前適時打で3点目を失った。続くヘルマンに右翼線二塁打を浴びて降板。3試合連続で勝ち星から見放され、通算100勝はまたも次回登板へ持ち越しとなった。この日の投球内容は4回2/3を88球6安打3失点(自責2)、3四球2奪三振だった。
打線も相手先発・十亀を攻略できず、七回までわずか1安打。八回一死満塁から長野の一ゴロ併殺崩れの間に1点を返すのがやっとで、その直後には4番手・香月が2失点するなど完敗に終わった。
2位阪神はこの日ソフトバンクを下して2連勝。巨人は今季最大5.5ゲーム差を逆転されて2位に転落した。