阪神は31日、東京ヤクルトに0対2で敗れ、
開幕シリーズは1勝2敗の負け越しに終わった。
この試合、注目の初先発マウンドに上がった
阪神のドラフト1位ルーキー・藤浪晋太郎は「緊張はなかった」と
振り返った初球にいきなり150キロをマークしたものの、
序盤は制球が安定せず初回に早くも1点を失うなど
苦しい立ち上がり。しかし、要所を三振で締めて徐々に
リズムをつかむと、「中盤以降は丁寧にコーナーをついていこうと
思いました」と、尻あがりに調子を上げていった。
ただ、6回に7番・雄平にすっぽ抜けのフォークをライトスタンドへ
と運ばれてしまいプロ初本塁打を浴びると、このイニングを
投げ切ったところで降板。6回を投げ3安打2失点7奪三振と好投も、
打線の援護なく初勝利とはならず。
試合後、藤浪は「プロは失投を見逃してくれない.
失投をなくさないといけない」と反省のコメントを残した。