「センバツ・2回戦、敦賀気比6‐5京都翔英」(26日、甲子園)
1回戦で16安打を放った敦賀気比打線が、2回戦でも好調ぶりを見せつけた。
2点を追う二回、先頭の6番・小林が左越え三塁打を放つと、続く岩田が中前適時打。2死一、二塁から2番・米満一が右中間に特大の3ランを放り込んで、一気に逆転に成功した。
一度は逆転された直後の五回にはすぐに追いつく。先頭の米満一が右中間を破る三塁打。続く3番・山田が同点適時打を左前へ放った。
そして七回、山田の右翼線二塁打などで1死満塁とすると、小林が押し出し四球を選んで決勝点を挙げた。
エース・岸本はアクシデントにも気迫の熱投をみせた。初回、三本間の挟殺プレーで走者と激突。しばらくうずくまったほどだったが続投。140キロ台の直球を軸に、11奪三振で完投した。