大相撲春場所6日目(15日、ボディメーカーコロシアム)
春場所4連覇を狙う横綱白鵬は盤石の取り口で連勝を「6」に伸ばした。
大関陣では鶴竜が2敗に後退、稀勢の里は3敗目を喫した。琴欧洲は休場した。
白鵬は千代大龍を張り差しで怯ませると、突き落としで退けて6連勝。
北の湖に並ぶ史上4位の24度目Vへ全勝をキープした。
日馬富士は立ち合いでのど輪を決めると、時天空を一方的に押し出して4勝目。
琴奨菊は大関陣で唯一の白星。立ち合いで栃ノ心の左上手を取って土俵際へ追い込むと、得意のがぶりで寄り切って3連勝とした。しかし、鶴竜は豪栄道に左上手を許し、力なく寄り切られて2敗に後退。稀勢の里は把瑠都のはたき込みに屈して3敗目を喫した。
また、琴欧洲はこの日、場所前に痛めた左肘の影響で休場を発表。
2日目から4連敗を喫して1勝4敗だった。