日馬富士、無傷の6連勝!単独トップ浮上…初場所6日目 | あっくんの自由気侭ブログやねん

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◆大相撲初場所6日目 ○日馬富士(寄り切り)松鳳山●(18日・両国国技館) 横綱・日馬富士が、新小結・松鳳山を寄り切り無傷の6連勝を飾った。平幕の北太樹が初黒星を喫したため、6日目で単独トップに浮上。新横綱で9勝6敗と不振を極めた昨年九州場所の雪辱に向け、波に乗ってきた。横綱、大関陣は安泰。1敗は横綱・白鵬、平幕・宝富士ら5人。10勝以上で大関復帰を目指す関脇・把瑠都は3敗目を喫した。

 危なげなかった。日馬富士は低い体勢で頭から当たって松鳳山を突き放した。右、左と張って相手を起こすと、すかさず飛び込んでもろ差しになった。そのまま一気の寄り切りだ。わずか4秒7。それでも「今日の一番に集中していただけだった」と淡々。松鳳山は黄金まわしが話題となっているが、「いい色だね」と語る余裕さえ見せた。

 昨年秋場所以来、2場所ぶりとなる土つかずの6連勝。北太樹が敗れたため、唯一の全勝となった。6日目終了時点で単独トップに立つのは、安馬時代の06年秋場所以来、約6年半ぶり。尻上がりに調子を上げており「勝ち続けているので、一日一日よくなっていると思う」とうなずいた。

 新横綱場所の昨年九州は9勝6敗と不振で、横綱としての責任は果たせなかった。そんな中でも年末年始には「NHK紅白歌合戦」の審査員など、10本近いテレビ番組に出演。角界の看板たる横綱として、相撲ファンの拡大に一役買った。

 師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は言う。「忙しくてナーバスになっていたけど、横綱なんだから。協会に恩返しをする意味でPRもしなければならない」。相撲では期待に応えられなかった分、土俵外で綱の職務を全うしてきた。

 好調ぶりに、北の湖理事長は「両横綱ともに落ち着いているけど、特に日馬富士は相手をよく見ている。(横綱2場所目で)少し緊張も取れたんだろう」と評価した。日馬富士は横綱としての初Vへ「集中して自分の相撲を取るだけ」と静かに闘志を燃やした。何としても賜杯を手にして汚名を返上するとともに、今度こそ土俵の上で綱の責務を果たす。

 ◆日馬富士の単独トップ 過去に平幕だった06年秋6日目と、優勝した11年名古屋の11日目以降、12年秋の10日目以降があり、今場所で4回目。06年秋は7日目で初黒星を喫し、4人がトップタイに。終盤まで優勝争いしたものの11勝4敗に終わった。優勝は4回だが、残る09年夏は決定戦で白鵬に勝利してのVで、12年名古屋は白鵬との千秋楽全勝対決を制しての優勝だった。


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