アジアシリーズ・1次リーグB組 巨人7―1パース(2012年11月9日 釜山)
原監督が「第1戦で少し選手も硬かった」と振り返った通り、格下のパースに先制を許した巨人。流れを変えたのは阿部の一打だった。
1―1の7回無死一、三塁、代打で登場すると左前へ勝ち越し打。右膝裏痛を抱えながら「できる限りの全力プレーをしたい」と直訴して同行した33歳がチームに勢いを生み、7、8回で計6点を奪って快勝した。原監督も采配的中に「阿部をいい局面で代打に送れて、勝ち越し打になったのが良かった」と笑顔だった。