「秋季高校野球・関東大会1回戦、佐野日大6‐4東海大甲府」(27日・上毛敷島)
今夏甲子園4強の東海大甲府が初戦で敗れ、来春センバツ出場が絶望的になった。
初回に6連打を浴びて4点を先行される苦しい展開。五回に来秋ドラフト候補の渡辺が高校通算22号となる2ランを放つなどして追い上げたが、終盤に追加点を許して力尽きた。
「すべては初回の4点ですよ。(新チーム発足から)期間がなく、よくここまで来られたかな」と村中監督。主将の渡辺は、一発については「真ん中高めの真っすぐ。体がうまく反応して、回転で持っていけた」と自賛したが、勝利につながらず。「変化球の対応を課題に冬は頑張って、夏は甲子園に行きたい」と、成長を誓っていた。