「楽天ジャパン・オープン最終日」(7日、有明テニスの森公園)
シングルス決勝で、世界ランク17位で第8シードの錦織圭(日清食品)が
第6シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)を7‐6、6‐3、6‐0で下し、
ツアー4年ぶり2度目、日本では初めての優勝を飾った。
錦織は第1セットをタイプレークの末に制し、第2セットを失いながら、
勝負の最終セットでは相手に1ゲームも許さない完勝だった。
錦織は「信じられない。正直、日本ではいいプレーができず、
(優勝には)縁がないと思っていたので本当にうれしい」と喜びを爆発。
「勝利の余韻に浸りたいが、あさってから上海で試合があるのでしっかり準備する。とりあえず今日はパーティーですね」と“エア・ケイ”スマイルで会場を沸かせた。