秋季地区高校野球大会は5日、東北が開幕し、1、2回戦4試合があった。
甲子園で3季連続準優勝中の光星学院(青森)は米沢中央(山形)を8-0と圧倒し、
2回戦進出。今夏の甲子園に出場した盛岡大付(岩手)は東北(宮城)を4-2で降した。
猛打で初戦突破
今夏の甲子園準優勝の光星学院が、11安打8得点の猛打で初戦を突破。
田村、北條ら超高校級の強打者が抜けた新打線の小粒さは否めないが、
二回に台湾からの留学生、7番・蔡鉦宇(さい・せいう)がバックスリーンへ2点本塁打を放つなど、
「経験は足らないが、前チームに劣らない打力はある」と仲井監督。
来日後、公式戦初アーチを放った蔡は、勉強中のたどたどしい日本語で「うまく打てた。うれしい」と
満面の笑みだった。