日馬富士、綱とりへ12連勝 1敗は白鵬
大相撲秋場所12日目(20日・両国国技館)
綱取りの大関・日馬富士が西関脇の豪栄道を突き倒し12連勝を決め、
優勝争いの単独トップを守った。1敗で追う横綱・白鵬は東小結の妙義龍を突き倒し11勝。
平幕の旭天鵬が西前頭9枚目の高安に寄り切られ2敗に後退し白鵬がただ一人、
1差で日馬富士を追う展開となった。
白鵬一発KO「決まるとは…」
横綱白鵬(27=宮城野)は、新関脇妙義龍(25=境川)をくだし1敗を守った。
立ち合いで左の張り手から、右のかち上げがカウンターパンチのように決まり、相手はひざから崩れた。
気迫十分の内容に「あれで決まるとは思わなかった。前に出られているから」と涼しい顔。
帰り際には「1日1番だよ」とシンプルな言葉に、大関戦への決意を込めた。