ロンドン五輪第7日は2日午前11時(日本時間同午後7時)から、馬場馬術個人の予選が始まる。
日本からは、選手団最高齢の71歳、法華津寛(アバロン・ヒルサイドファーム)が挑戦。
人間でいえば50~60歳にあたる15歳の愛馬「ウィスパー」とともに熟練の技で、美しさを競う。
法華津の挑む馬場馬術は「馬術界のフィギュアスケート」とも呼ばれ、馬の動きの美しさや正確性が鍵となる。
予選では、馬がスキップをしているようにみえる「フライングチェンジ」や、後ろ足を中心にその場で回転
する「ピルーエット」など事前に与えられた課目を“人馬一体”でこなし、
演技ごとに10~0点の範囲で採点。「人馬の調和」など全体の印象も加えたうえで順位が決まる。
「じじの星」ともてはやされた。「最近は物忘れもするし、新聞が読みづらくなってきた」という法華津。「じい
さんの励みになるのであれば、こんなうれしいことはない」と話す。
ちょっと興味津々