まいど
男子サッカー予選リーグ最終戦(vsホンジュラス戦)
日本はモロッコ戦から先発を5人入れ替えた。
関塚監督は中2日の試合が続く疲労を考慮して布陣を変えた。それでも、堅守は変わらず、3試合連続無
失点で、1次リーグを首位で突破した。
前半は勢いのあるホンジュラスに対して受けに回り、ロサノに何度もゴール前に飛び出しを許した。
だが、前半10分の決定的なシュートは、鈴木大が体を張って防ぎ、同20分の中央ドリブル突破もゴール
前への侵入は許さなかった。
吉田が「そこをしのげたのが大きかった」と振り返るように、ピンチをしのぐと次第に流れを引き戻した。大
津や斎藤が何度もボールを奪い、前線からの守備がこの日も機能。斎藤は「守備ではほとんどやられな
かった」と胸を張った。終盤は、前に出てこなくなった相手に対して、最終ラインでゆったりとボールを回
し、余裕を持って、同組首位の座を譲らなかった。
3試合で18人のうち、GK安藤を除く17人が出場。誰が出場しても、躍進をもたらした守備の共通理解は
ぶれなかった。3試合で2得点にとどまった攻撃に課題は残っている。それでも、関塚監督は「チームは一
つの目標に向かって一体感があり、充実している」と手応えを感じている。44年ぶりのメダルに挑む決勝ト
ーナメントに向け、自信は一戦ごとに深まっている。
予選リーグ1位通過おめでとうございます