こんにちは、Iです。

今回はESAT-Jで満点を取る方法を説明します。ちなみに私は帰国子女なので、若干参考にならない部分はあると思います、ご了承ください。

 

ちなみに私が令和4年度のを受験した結果がこちら!

デデーン!

卍 満 点 だ 卍

 

○そもそもESAT-Jって?

ESAT-Jはベネッセによって実施される英会話の技能テストです。東京都教育委員会が都立受験用の調査書の点数に加算するシステムを2023年度受験生(2024年度高二生)から始めました。受験対象者は東京都に在住している中三生です。

今までの都立受験(一般・前期)の点数は1000点満点で、当日点(600)+換算内申(400)=1000点のシステムでした。しかし23年度受験生からESAT-Jの結果を従来のシステムに加算し(20点分)、満点が1020点となりました。また、ESAT-Jはグレード別で調査書点が異なり、A:20 B:16 C:12 D:8 E:4 F:0となっています。

これのメリットは英語としてどれほど喋れるのかというのを証明するものであり、あくまでも私の意見ですが、国際(英語)を重んじる学校だと特に見られるポイントの一種だと考えられます。

しかし、デメリットもあり、20点満点という微妙な点数、欠席時のみなし点数(平均点並の点数が貰える)の悪用、そもそも評価基準としておかしいのでは等と批判的な意見が多いです。ちなみに私も否定的立場です。

 

○平均点は?

令和5年度受験生の場合、以下の通りとなりました。(東京都教育委員会より引用)

令和4年度と比較すると、平均点は上がっていますね。65.2だとギリB評価で、調査書には16点加算されます。学校か塾で対策した人が多いかもしれませんね。ただ全体の1/4がAを占めており、調査書には満点の20点分が加わります。クラスに7人ほど(30人クラスの場合)、Aを取っている人がいますね。

 

○問題構成と推測

※令和5年度の過去問が見つかっていない為、現在令和4年度分で対応しています。令和5年度分が発見でき次第、掲載し、お知らせいたします。

 

・Part A

Part Aは文章を読み上げる問題で、2問あります。特にアグレッシブに読み上げたりする必要はないです。但し、次のことには気をつけてください:声が小さい、カタカナ読み、アクセントの位置が誤っているまたは不明瞭、抑揚が不自然である、"l"と"r"や"t"と"d"等の違いがつかない、「えー」や「えーっと」みたいに日本語で言葉を詰まらせてしまう

対策としましては、日頃から英語の文章を音読することです。おすすめは英語の教科書です。読み方が分からなかったり、少し怪しいなと思ったら、「全体対策」という項目に進んでください。

 

・Part B

ここでは4問あり、No.1,2で1セット、No.3とNo.4の計3セットあり、質問の意図が異なります。全体的に視野の広さや集中力が問われます。対策はそこをメインにして答えられるようにしましょう。

まず、No.1,2です。

大体こういう系統の問題は質問内容が限られています。この問題の場合、「最上階に何がありますか?」「一番下の階に何がありますか?」「〇〇は何階にありますか?」「△階に何がありますか?」の4つに分けられます。まぁ、そこまで気にしなくていいですが(苦笑)

 

次にNo.3です。

No.3は自分の意見を述べる問題です。実際自分の意見というよりも、表示されている画像を英語に置き換えやすいものを選べばいいだけです。この問題の場合、"Which one do you want to do?"とあるので、"I want"から始めましょう。また、"want"の後は動詞の原型です。

 

最後にNo.4です。

ここはかなりの視野の広さが求められます。私は何も対策してない状態でやったので、若干焦りましたが、、、

とにかく載っている情報に目を通して、日本語で前提条件の「先生に尋ねる」と教えてくれるので疑問に思った点を挙げてそれを英語で質問します。

 

・Part C

4コマ漫画に載っている情報を説明する問題です。ここに載っている女の子は「あなた」です。「彼女」の"she"を使わないようにしないといけません。また、ここにある情報は全て「過去」の話です。ただ、模範回答には全て「過去形」で答えており、「受動態」、「過去進行形」等の複雑なものはありません。事実として述べるだけで、1枚目は自分が電車に乗った、2枚目は花を咥えた鳥も乗ってきた、3枚目は鳥が自分の帽子の上に乗った、4枚目は花を帽子の上に置いて去っていた。これだけ説明すれば終わりです。対策として、日頃から英語で状況を説明することです。不安な場合は項目「全体対策」にお進みください。

 

Part D

自分の意見を述べます。イメージ的に英検の面接(最終問題らへん)と同じですね。対策は英検と同じで構いません。ただ、準備時間が1分と長く、解答時間も40秒と長いです。準備時間で自分の回答内容を忘れないようにすることと、40秒を有意義に活用し、どれほど話を膨らませるのかが肝となります。

 

○全体対策

まず、日頃から英語を使いましょう。特に周りに帰国子女ピーポーや、英検の上の級持ちの人(2級以上がいたら強い)に英語で声をかけてみましょう。そしたら発音ミスの部分を指摘してくれるかもしれません。

また、カタカナ英語に関してですが、次の発音流派のいずれかを極めた方がいいです:「アメリカ英語」、「イギリス英語」

私は「シングリッシュ(シンガポールイングリッシュの略)」ですが、「アメリカ英語」をおすすめします。理由は東京都の中学英語は「アメリカ英語」がメインとなります。但し、少しイギリスも混じります。有名人のスピーチのモノマネをしてみてはいかがでしょうか?大袈裟にやってもいいです。ただ、耳を慣らし、発音を少しずつ精度を上げればいいだけの話です。

 

○当日注意点

・お友達がいてもワイワイする場ではありません。おしゃべりは試験終了後にしましょう。

・タブレットはAndroid仕様です。IPadのようには扱えません。

 

まだ試験まで8ヶ月以上ありますが、頑張ってください!