シニアの元気づくり~レクリエーション編~

シニアの元気づくり~レクリエーション編~

介護士さんが知っておきたいレクリエーションについて

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介護施設で行われるレクリエーションは、楽しみを通じて高齢者の心の健康に働きかける、非常に意義のある仕事です。レクリエーションの資格は複数ありますが、資格を取得していないとレクリエーションに携われないというわけではありません。介護士は、介護未経験の状態からでも仕事を始めることが十分可能で、レクリエーションの資格も必須ではありませんが、資格を取得しておけば良質なレクリエーションを企画できるようになります。利用者を元気づける効果が高い、良質なレクリエーションを提供できるようにするため、以下で紹介する資格の取得を目指してみるのもよいでしょう。

日本能力開発推進協会が認定しているのが介護レクインストラクターで、こちらは高齢者に起こる体や心の変化や、良質なレクリエーションを実施するための知識を得ることができる資格です。受験資格として、日本能力開発推進協会指定の教育機関で教育訓練を受けることが挙げられているので、すぐに資格を取得するのは困難です。しかし、教育訓練を修了していれば在宅で受験可能なので、リラックスした状態で試験に挑むことができます。

日本レクリエーション協会が認定しているのがレクリエーション・インストラクターで、こちらはレクリエーション参加者に楽しんでもらうための技術を学ぶことができる資格です。レクリエーション・インストラクターの資格を取得するためには、各都道府県のレクリエーション協会で行われる集合学習への参加か、通信教育と集合学習の併用が必須です。

介護士の仕事は幅が広く、身体的介護や食事の準備、掃除も送迎も含まれる場合があります。そに中でもどの施設に勤めても介護士が関わるのがレクリエーションで、介護士の重要な業務のひとつとなります。介護施設では利用者の状況に応じたレクが年間を通して計画され、実施されています。そして、そのレクのクオリティはどうしても介護士の経験やスキルにより違ってきます。そのせいもあるのか、レクの仕事は好きな人ももちろんいると思いますが、苦手とする人が多い仕事です。苦手と思う人は、まずレクの目的を振り返ってみるのがよいでしょう。

まず、レクは体を動かしたり頭を使うので、心身の機能維持、向上を目指すことができます。また、ストレス発散や仲間との絆作りにもなるため生活への刺激となり、生きる張り合いとなってくる場合もあります。ただの娯楽の枠を超えた活動であるといえます。レクの悩みのひとつがマンネリ化です。今はさまざまなレクのアイデアがネットや動画サイト載っているので、参考にしてみるとよいでしょう。レク支援アプリというものも一般的になってきていて、タブレットが1つあるとレパートリーが増えて便利です。

盛り上げるのがどうも苦手、という人は先輩のレクの様子をまずは真似します。どんな声の調子で行っているか、どんなことをすると利用者が楽しそうにしているか、利用者の様子も含めて観察します。真似しながらやっていくうちに自然に大きな声が出ていたり、拍手を求めるような盛り上げ方が身についてくるはずです。