近藤真行さん。
心よりお悔やみ申し上げます。
嘘だ……早いよ……
坊っちゃん劇場
第一作『坊っちゃん!』狸校長・お清役
第五作『正岡子規』正岡子規役
たぶん、あわせて100回くらいかなぁ……この方の舞台を観たのは。
狸校長とお清さんが同一人物だと気付いたのは、観劇して三回目くらいだった。ものすごい衝撃。
初観劇の高校の遠足の際、バックステージショーがあった。また観たいと思えた要因のひとつ。朧気だけれど、覚えている。
すっごいチャーミングなおばあちゃん‥という感じなのに、実際はスラッとしているダンディな方で、そのギャップに萌えた方もいらっしゃるのではなかろうか。
とても親しみやすく、あたたかな笑顔で誰からも好かれてらっしゃった。
この方がいらした頃の、初期の劇場ブログというのが、本当に面白かった。
いまのサラッと読めるような感じより、噛みしめる面白さと深さが文面に現れていて、読み飽きることがなかった。更新が楽しみだった。
初期ブログはもう終了してしまったので、見ることができないのが寂しい。
友人が、高校の吹奏楽部のコンサートが県文でやってるので来てください!ってコメントをしていて
本当に観に来てくださって、帰りにばったり遭遇した時の興奮は今でも覚えている。
(その時の劇場ブログのコメント欄も、『●●さん、来てますよ!』と書かれていて本当に感動した)
Twitterもやり取りはなかったのだけれど、フォローさせていただいて
たま~~に呟く坊っちゃん!ネタのツイートに、いいねを付けてくださるのが嬉しかった。
劇場15周年の感謝のツイートにいいねを付けてくださったのが最後だった。
私はお喋りが苦手なので、まともな会話ほとんどしてないんじゃないかというくらい、
ロビーのすみっこにいたり、誰かの後ろにいたりしていたので
烏滸がましいのだけれど
本当に素敵な素敵な役者さんでした。
たくさんの感動、笑い、素晴らしい時間をありがとうございました。
正岡子規の千秋楽の日に撮った、劇場裏の菜の花畑の写メ。
今までも、これからも大切な写真。