

生のお花は 余り入っていませんが 馬車を 金たれ
柳でつくっています。馬車の乗るところは 卵に
色々工作をしていて 中央にお花がはいるように
おとしを 仕込んであります。それに 携帯用の
懐中電灯も 隠しこんであり ピカピカしています。
こちらは 色々な方から どうやってつくったの?
とか 反響が ものすごかったです。
最初に打ち合わせしたときは 全く違った構想の
はずでしたが 上手くいかなかったとのことで
馬車にしたそうです。とても 工夫されていて
すばらしかったです。


ゴージャスなお花にしたいとのことで なんだか 珍しい
レネゾーンという 葉っぱを主にしました。花は オレンジと
黄色にしたいとのことで ピンクッションと オンシに
しました。ピンクッションも 普段のお稽古なら せいぜい
二個しか 使いませんが ゴージャスに 三本使いました。
重さのバランスに気をつけて 仕上げてもらいました。
自力で しっかり仕上げることができたので
安心して 見ることができました。


アンスリューム メラリューカ
ひらくかたちで いけてもらいました。こちらも 普段から
しっかり 練習しているので 落ち着いていけることが
出来ました。小さい器でしたが しっかりバランスを
とりながら きれいに おしゃれに 仕上げることが
できました。が 次の日の朝に 手直しにいったら
なんと ユーカリの 新芽の部分が 水が下がって
いたり メラリューカが 乾燥してちりちりに
なっていたりで 大慌てでした。
でも 構図がしっかりしているので だめになった
ところを カットするだけで すみました。


ニューサイラン かすみ草
銀に染めたさらしたちを なんとか止めるよう 仕掛けを
作りこんで もらいました。当日に からたちのほうを
ボンドで接着しました。お花なのに ボンドや
洗濯ばさみなど使ったりして 楽しかったですね。
そこに ニューサイを 刀のように あわせ
ポイントを 大輪の百合にしました。花瓶の中の
仕掛けをみせないように ブルーに染めたかすみ草を
入れ込みました。 これ素敵ねーーと 色んな角度から
ばちばち写真を撮りまくっている方が いらっしゃい
ました。


こちらは 藤豆です。蓮をいけたくて 夏に地元のとある
ところから 蓮の葉を ゲットして 家に二ヶ月間 干して
あったものです。当日 うまく葉っぱが開かず とても
困りました。生徒さんの作品の手直しに 時間がかかり
自分のは 後回しになってしまい 葉っぱが開かない
うちに 開場してしまいました。お昼ごろ お友達が
見に来てくれて その場で 公開手直し!!ようやく
かっこよくなりました。石化鶏頭は この日のために
花屋さんに仕入れてもらいました。一本で
決めるつもりで 一本しか買わなかったけれど
華展なんだから ゴージャスに 三本くらい使っても
よかったとちょっと後悔しました。華展だと 前からだけでなく
脇からも 丸見えなので 小さい葉っぱをくしゃっと
突っ込みました。
100杯以上 出瓶したなかで 枯れ物の作品は 藤豆だけ
でした。お花てんこもりでない作品は 珍しかったみたいで こんなふうに いけばなで 使うのですねとか
この葉っぱ何ですか?本物ですか?とか 聞かれりしました。なかには 触っている人もいて びっくりーー。
丁度よい角度に とめるのに 結構苦労したので 動かないか ひやひやでした。
なんとか 無事 華展を 成功させることができて とても よかったです。生徒さんだけでなく 自分も出すのは
大変でしたが 夏から 着実に準備してきたので あわてることなく いけることが出来ました。今は ちょっと
気が抜けています。そのうち 打ち上げしたいと思いますが ビールは 飲まないように したいと思います。