パ・リーグは4/12に順延。セ・リーグは予定通り、3/25。
正気でしょうか、セ・リーグ。
予定通り開幕させたいと目論んでいるであろう連中と選手のコメントを載せておきます。
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巨人・渡辺恒雄球団会長
「開幕を延期しろ、プロ野球はしばらくやめろという俗説もあるが、大(太平洋)戦争に負けた後に3カ月で選手、監督から試合をやりたいという声が強まって、始めた歴史がある」
同・滝鼻卓雄オーナー
「放射能が飛んでくると言っていたが、あれが野球ができない数値なのか。もっと科学的に考えたほうがいい」
同・清武英利球団代表
「これ以上悪化しないというのが条件。計画停電の範囲内だったら中止する」
「プロ野球は人を鼓舞する力がある。毎日試合するのが責務。25日に何とか開幕したい」
阪神・新井貴浩選手(労組プロ野球選手会会長)
「(NPBに)はたして25日に開幕してもいいものか、延期すべきではないでしょうかというのを伝えた」
「NPBが考えている、被災者を勇気づけるということは選手会も共有している」
「だが現在、進行している状況。余震も続いて、被害も拡大している」
「電力も不足している中で、ナイターを煌々(こうこう)としてもいいものか」
阪神・金本知憲選手
「今、被災者のことを思うと、野球開催どころじゃないというのが正直な気持ち」
「勇気を与えるというのは、もう少し落ち着いて、食事ものどを通り、電気も通って、ある程度生活が確保されてから『さあ、がんばろう』という気持ちになると思う」
「野球をがんばって勇気を与えるとか、被害者の精神状態が、そういうレベルではない」
「放射能もそう。観客、ファンが数時間、危険にさらされる可能性がないわけではない。電車の本数を減らしたり、都内のコンビニが空っぽになったりしている中で自分たちだけがこうこうとライトをつけ、スコアボードを使っていいのか」
「プロ野球だけが、そこまで開幕にこだわる理由は何なのか」
ヤクルト・宮本慎也選手
「(球団に)納得できる理由が何一つなかったので“無理です”と言った」
「パに合わせること、同じ開幕にすることが一体感になる」
「復興が見えた時に野球で勇気づけることはいいと思うが、今勇気づけられると思っているなら思い上がりだと思う」
横浜・三浦大輔選手
「被災者の方に勇気を与えることは大事だが、今(予定通り)でいいのか。セ、パ関係なく、球界として団結して取り組むべき。何とかならないか」
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私は、現場でプレイする選手の意見が最優先されるべきと思っています。
それ以上のコメントは控えます。ご覧になった皆さんでご判断ください。
あと、こんな意見も。
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ヤクルト アーロン・ガイエル選手
「被災された方がかわいそうで仕方がない。野球をやっている場合じゃない。アメリカ(MLB)ならコミッショナー裁定で、全球団そろって中止になっていると思う」
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コミッショナーのくだりが気になったので、載せてみました。
NPBはコミッショナーがうまく機能できてないですよね。
失礼承知で、今のようなコミッショナーなら立てなくていいと考えてます。