お金を貯める「カキクケコ」
円高、デフレ、不景気…家計を取り巻く環境が一段と厳しいこの頃ですが、こんな時こそ家計を見直し、足元を固めてみませんか。
お金を貯める基本は「カキクケコ」です。調味料の基本「サシスセソ」同様、頭に入れて習慣化させましょう。
カ=「家計簿つけて支出をチェック」
お金をふやすには3つの方法があります。
(1)収入をふやす
(2)支出を減らす
(3)運用する
この中で確実に実行しやすいのは、このご時世では(2)「支出を減らす」でしょう。
支出を減らすために、まずは「何に」「どのくらい」お金を使っているかを把握しましょう。そのために有効になるのが「家計簿」です。
家計簿がなくても、カレンダーの端や手帳にメモをとるのでもOK。買い物をしたらレシートをもらう。レシートがない場合は手帳に記入しておく。最近では、ツイッターで記帳ができる家計管理ツールもあります。自分が楽に続けられる方法で、まずは家計の現状把握から始めましょう。
家計簿をつけてみると、中には、毎月赤字だったことが初めて分かって驚いた人もいます。また意外と、会社帰りにふらっと立ち寄るコンビニに、知らない間にお金をかけていたという声も多いものです。
自分の支出傾向が分かれば、お金を使う際に意識がいき、無駄遣いが減って行きます。
コンビニに寄る回数を減らした、飲み物は家から持って行くようになった…など、今後のお金の使い方にちょっとした工夫が生まれてくればしめたもの。家計簿効果が出ています。
キ=「給料入ったら先取り貯蓄」
給料が入ったら何をしますか? 飲みに行く? 欲しかった物を買う?
その前に、是非してほしいこと。それは、「貯蓄」をすることです。
働いて得たお金は、今の生活のためだけではなく、将来のためにも少しずつ蓄えて行きたいものです。
「普通預金に残ったら貯蓄」ではなかなか貯められません。
財形や社内預金など、もともと給与から天引きされるものを利用する。給料が振り込まれる口座から、自動で定期に振り替える「積立定期預金」を利用するなど、先取り貯蓄のシステムを作ってしまいましょう。
定期預金(1年)は銀行によって普通預金の2倍~9倍の利率が設定されており(2010年10月現在)、普通預金に預けっぱなしでいるよりも、利息も増えて一石二鳥ですね。
教育資金なら、子どもが18歳になるまでに300万円を目安に学資保険で積み立てる。住宅購入資金なら、住宅財形で賢く貯蓄。老後資金なら時間を味方につけて投資信託で積み立てるなど、目的にあった貯蓄先を選ぶのもポイントです。
ク=「工夫のしどころ、『保険』と『ローン』」
家計の中で、一番節約効果が大きいのが「保険」と「ローン」です。生命保険は多くの人が加入していますが、内容がよく分からずに入っていたり、必要以上の保障を掛けている人も多いのが実情です。以前、ある企業で、従業員の方に生命保険の証券診断をしたところ、半数以上は見直した方がいいのではないかという結果になりました。
必要な保障額は、残された遺族に必要となるお金から、遺族年金などで受取れる金額を差し引いて求めます。家族のライフステージによって適した保障額は変わっていくので節目ごとの見直しは効果大です。今入っている保険に無駄はないか、FPなど専門家に相談してみましょう。
ローンは、借りた元金以外に金利というプラスアルファを支払うため、金利はなるべく低いにこしたことはありません。先日発表された日銀の金融政策により、住宅ローンは今後も下がる可能性があります。今、住宅ローンを組んでいる人は、借りた時の金利と比較し、諸経費を含めメリットが出るようであれば借り換えを検討するのもよいでしょう。
また今後、住宅ローンを組む人は、なるべく頭金を多く貯めて支払う利息を少なくする、車は現金で買い、必要以上にローンを組まないようにするのも家計防衛策の一つです。
ケ=「経済設計、夢も設計」
お金を貯めるには、夢や目標を持つことが近道です。
「お金が貯まったらいつかハワイにでも旅行に行きたいね~」という家族より、「5年後にハワイに行こうね!」という家族の方が夢の実現は近いはず。
例えば、5年後に120万円を目標に貯めるには、毎月2万円の積み立てになります。これを旅行会社の定期積立プランを利用すれば、5年後に5万3千円の利息がつきます。
目標を持って、早くスタートを切るのとそうでないのとは、後々差が出てきそうですね。家計診断をしていても夢やライフプランのある人は、毎月の収支に工夫が見られます。それに生活費のためだけに働くよりも、夢のために働く方が楽しくなりますよね。
将来が不透明な時代、安心した生活を送るためには、ライフプラン、マネープランは欠かせないツールとなります。自分の夢、家族の夢を描き、一度しかない人生、一つ一つ夢を実現させていきたいですね。
コ=「コツコツ行動、継続させる」
夢を描き目標が出来たら、あとはコツコツ行動していくのみ! 「継続は力なり」です。
行動を継続させるポイントは、2つ。
1つは、行動の習慣化。1日の終わりにその日に使ったお金を書き出す、または、翌朝の電車の中で携帯にメモする…など、ちょこちょこっと家計を記録。それが出来たら、月に一度は家計簿をチェック。年に一度は経済設計というように、徐々にレベルアップさせて行けばOKです。しぶしぶ家計簿をつけ始めた人が、2ヶ月後には、1日つけないでいると気持ちが悪い位になり、1年後には予算を立てて管理するようになった例もあります。全ては行動の第一歩から。そして地道にコツコツです。
もう1つはモチベーションの維持。夢を描いたら是非、夢専用の口座を作りましょう。通帳の残高を見る度に、夢の実現が近づき、がんばろうという気持ちになりませんか。
右肩上がりの数字を見ると気持ちがよいもの。日々の努力も「見える化」するのがポイントです。
お金を貯める「カキクケコ」、いかがでしたか。不況の時こそ家計を見直すチャンスです。始められる所からスタートして土台を固めてみませんか。
お金を貯める基本は「カキクケコ」です。調味料の基本「サシスセソ」同様、頭に入れて習慣化させましょう。
カ=「家計簿つけて支出をチェック」
お金をふやすには3つの方法があります。
(1)収入をふやす
(2)支出を減らす
(3)運用する
この中で確実に実行しやすいのは、このご時世では(2)「支出を減らす」でしょう。
支出を減らすために、まずは「何に」「どのくらい」お金を使っているかを把握しましょう。そのために有効になるのが「家計簿」です。
家計簿がなくても、カレンダーの端や手帳にメモをとるのでもOK。買い物をしたらレシートをもらう。レシートがない場合は手帳に記入しておく。最近では、ツイッターで記帳ができる家計管理ツールもあります。自分が楽に続けられる方法で、まずは家計の現状把握から始めましょう。
家計簿をつけてみると、中には、毎月赤字だったことが初めて分かって驚いた人もいます。また意外と、会社帰りにふらっと立ち寄るコンビニに、知らない間にお金をかけていたという声も多いものです。
自分の支出傾向が分かれば、お金を使う際に意識がいき、無駄遣いが減って行きます。
コンビニに寄る回数を減らした、飲み物は家から持って行くようになった…など、今後のお金の使い方にちょっとした工夫が生まれてくればしめたもの。家計簿効果が出ています。
キ=「給料入ったら先取り貯蓄」
給料が入ったら何をしますか? 飲みに行く? 欲しかった物を買う?
その前に、是非してほしいこと。それは、「貯蓄」をすることです。
働いて得たお金は、今の生活のためだけではなく、将来のためにも少しずつ蓄えて行きたいものです。
「普通預金に残ったら貯蓄」ではなかなか貯められません。
財形や社内預金など、もともと給与から天引きされるものを利用する。給料が振り込まれる口座から、自動で定期に振り替える「積立定期預金」を利用するなど、先取り貯蓄のシステムを作ってしまいましょう。
定期預金(1年)は銀行によって普通預金の2倍~9倍の利率が設定されており(2010年10月現在)、普通預金に預けっぱなしでいるよりも、利息も増えて一石二鳥ですね。
教育資金なら、子どもが18歳になるまでに300万円を目安に学資保険で積み立てる。住宅購入資金なら、住宅財形で賢く貯蓄。老後資金なら時間を味方につけて投資信託で積み立てるなど、目的にあった貯蓄先を選ぶのもポイントです。
ク=「工夫のしどころ、『保険』と『ローン』」
家計の中で、一番節約効果が大きいのが「保険」と「ローン」です。生命保険は多くの人が加入していますが、内容がよく分からずに入っていたり、必要以上の保障を掛けている人も多いのが実情です。以前、ある企業で、従業員の方に生命保険の証券診断をしたところ、半数以上は見直した方がいいのではないかという結果になりました。
必要な保障額は、残された遺族に必要となるお金から、遺族年金などで受取れる金額を差し引いて求めます。家族のライフステージによって適した保障額は変わっていくので節目ごとの見直しは効果大です。今入っている保険に無駄はないか、FPなど専門家に相談してみましょう。
ローンは、借りた元金以外に金利というプラスアルファを支払うため、金利はなるべく低いにこしたことはありません。先日発表された日銀の金融政策により、住宅ローンは今後も下がる可能性があります。今、住宅ローンを組んでいる人は、借りた時の金利と比較し、諸経費を含めメリットが出るようであれば借り換えを検討するのもよいでしょう。
また今後、住宅ローンを組む人は、なるべく頭金を多く貯めて支払う利息を少なくする、車は現金で買い、必要以上にローンを組まないようにするのも家計防衛策の一つです。
ケ=「経済設計、夢も設計」
お金を貯めるには、夢や目標を持つことが近道です。
「お金が貯まったらいつかハワイにでも旅行に行きたいね~」という家族より、「5年後にハワイに行こうね!」という家族の方が夢の実現は近いはず。
例えば、5年後に120万円を目標に貯めるには、毎月2万円の積み立てになります。これを旅行会社の定期積立プランを利用すれば、5年後に5万3千円の利息がつきます。
目標を持って、早くスタートを切るのとそうでないのとは、後々差が出てきそうですね。家計診断をしていても夢やライフプランのある人は、毎月の収支に工夫が見られます。それに生活費のためだけに働くよりも、夢のために働く方が楽しくなりますよね。
将来が不透明な時代、安心した生活を送るためには、ライフプラン、マネープランは欠かせないツールとなります。自分の夢、家族の夢を描き、一度しかない人生、一つ一つ夢を実現させていきたいですね。
コ=「コツコツ行動、継続させる」
夢を描き目標が出来たら、あとはコツコツ行動していくのみ! 「継続は力なり」です。
行動を継続させるポイントは、2つ。
1つは、行動の習慣化。1日の終わりにその日に使ったお金を書き出す、または、翌朝の電車の中で携帯にメモする…など、ちょこちょこっと家計を記録。それが出来たら、月に一度は家計簿をチェック。年に一度は経済設計というように、徐々にレベルアップさせて行けばOKです。しぶしぶ家計簿をつけ始めた人が、2ヶ月後には、1日つけないでいると気持ちが悪い位になり、1年後には予算を立てて管理するようになった例もあります。全ては行動の第一歩から。そして地道にコツコツです。
もう1つはモチベーションの維持。夢を描いたら是非、夢専用の口座を作りましょう。通帳の残高を見る度に、夢の実現が近づき、がんばろうという気持ちになりませんか。
右肩上がりの数字を見ると気持ちがよいもの。日々の努力も「見える化」するのがポイントです。
お金を貯める「カキクケコ」、いかがでしたか。不況の時こそ家計を見直すチャンスです。始められる所からスタートして土台を固めてみませんか。
株式会社 住まいと保険と資産管理
ファイナンシャルプランナー 飯村 久美
提供:株式会社イマジネーション