「自制（じせい）よりして自治（じち）、自治（じち）よりして自主（じしゆ）、自主（じしゆ）に立（た）ち、侵凌（しんりよう）を拒（ふせ）ぎ侮蔑（ぶべつ）を払（はら）ひ、危艱災異（きかんさいゐ）、扶提（ふてい）以（もつ）て自救（じきう）に興（おこ）る、我（わが）成俗（せいぞく）の由来（ゆらい）、前修（ぜんしゆう）の考覈（かうかく）する所（ところ）、信（まこと）に鑑（かんが）みるに足（た）るものあり。」
（権藤成卿、『農村自救論』、叙の冒頭の一文）
ほんとうにこれ、こころがまえの基本だよなあ。
ただいまのニッポンも私たち一人ひとりも、侵凌、侮蔑にまみれるなか、自制、自治、自主あるのかと反省してみたい。