現れる | 拾い読みあれこれ

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きょ~も適度に息抜き、よいかげん。ゆっくり歩いて遠くまで

気持ちや心の持ち方は、その人の容貌や人相に正直に現れるという。

「常にニコニコして居ると、其の人の人相が何時の間にかニコニコ顔になる。思ひ内にあれば自然色外に現れて、・・・」
(野間清治、『世間雑話』、昭和十年)

まことにそうだなあ。

正直に外に出てしまうんだ。

そしてひとはその人の言うことを聞きながらも、その外見をみている。言葉ではごまかせないわけだ。

ストレスを感じさせられる社会ではあるけれど、つとめて日頃、心の持ち方を明るいものにしておこう。