住まねば「人間の家は、人間が住まなければ駄目なものです。」(中里介山、『大菩薩峠』、第11巻、角川文庫1171、p.159.)空き家が増えているのだと聞いた。古い住宅街に目立つらしい。人口減少の国であれば、これからも増えるだろうし、放置され、処置しようもなく傷んでいく家も増えるのだろう。