チラつく | 拾い読みあれこれ

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きょ~も適度に息抜き、よいかげん。ゆっくり歩いて遠くまで

「今宵(こよひ)は大分(だいぶ)寒気(かんき)が強いが。雪でもチラつきは致(いた)さぬのか。」
(鶴屋南北、『東海道四谷怪談』)

ずいぶん寒くなってきた。先日雪がチラついたと人の話に聞いた。昨年雪のちらつくなかを友人の病気見舞いにいったことを思い出す。もう一年が経ったのだな。