話を聞いて「長五郎さんの話を聞いて、心で拝んで居たわいな。」(黙阿弥、『夢結蝶鳥追(ゆめむすぶてふにとりおひ)』)大災害の非常なるとき、崇高な行いや黙々と続けられる奉仕の話を聞く。心で拝んでいる人も数多いにちがいない。