知恵 | 拾い読みあれこれ

拾い読みあれこれ

きょ~も適度に息抜き、よいかげん。ゆっくり歩いて遠くまで

「・・・いつも同じ芝居の狂言、あんまり作者も智恵がない。・・・」
(黙阿弥、『夢結蝶鳥追(ゆめむすぶてふにとりおひ)』)

テレビで国会中継をしていた。なんだかこんな常ならざる時なのに、いつに変わらぬ感じ。政治家の腹の中も透けてみえるみたいで、こんな我々衆庶の知恵のない身からみても、知恵がないのではと感じてしまう。あの程度の狂言で人を納得させていると考えているとしたら、うすら寒い光景というべきか。