危うい「はて、そこが所謂(いはゆる)一かばち、危(あや)ふい橋を渡らねば大きい儲けは出来ぬ世の中、 (黙阿弥、『人間万事金世中』) まあ、いちかばちで大きい儲けを狙っても、大きな損を踏むのが通り相場。人間、追い込まれると、こうなりがちかな。