暮れる「・・・はや春の日の永きも 入相(いりあひ)の鐘(かね)なりけりや おのが身の暮(くる)るをしらで 猶(なほ)迷(まよ)ふらんト・・・ (鼻山人、『花街壽々女(さとすずめ)』) 春、日ごとに日が延びるか。夕暮れも遅くなってきているが、そうはいってもまだ暮れるははやい。 わが社会経済もおのが身の落日、暮れてゆくのははやいことを知らないといかんかな。「暮るるを知らで」では経済、二番底だな。