察する | 拾い読みあれこれ

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きょ~も適度に息抜き、よいかげん。ゆっくり歩いて遠くまで

新「時に幸さん、邪見(じやけん)な者(もん)だねへ、ちつとおさしなさらねへかへ・・・
(為永春水、『しゅんしょくたつみのその』)

じゃけんと言えば思いやりがなく意地悪で、無慈悲でむごかったりする。単に思いやりがない場合でも、ひとの事情を察してくれなぞはしないひとなのだなと思って、その人を好感することなどない。

やはり人様の事情も敏感に察することができる感度をなくしたくない。