日延べ「・・・一昨年より段々と上(かみ)への日延(ひの)べも今日限り、其日限に・・・ (黙阿弥、『夢結蝶鳥追(ゆめむすぶてふにとりおひ)』) 幾度も予定し約束した期日を先に延ばし、繰り延べる。そうした日延べをいつまでも繰り返せるなら結構だが、そうはいかないのが世の中。その日が来る。 お国の借金にもその日がくるか。 いや踏み倒しだろう。