方便 | 拾い読みあれこれ

拾い読みあれこれ

きょ~も適度に息抜き、よいかげん。ゆっくり歩いて遠くまで

主膳 知れたことだ。口先(くちさ)きばかりの嘘方便、そんなことを喰ふやうな主膳ぢやあねえわえ。
(黙阿弥、『夢結蝶鳥追(ゆめむすぶてふにとりおひ)』)

まったく、口先の嘘方便にのせられるわけにはいかぬ。