ITP発症の頃 その3 | まこのブログ 娘の特発性血小板減少性紫斑病(ITP) と闘うゆるーい母

血小板が1000です、入院です、特発性血小板減少性紫斑病です、と言われ、混乱したちーと母まこ。

まこはなぜか

「今日の午後からダンスの発表会があるんですけど、出てから入院じゃ駄目ですか。」

と聞いてしまった。

今から思えば、とんでもない話だ。

まこは、それくらい何もわかってなかったし、混乱もしてた。

血小板は、13万(その頃は)以上が正常だなんて、知らなかった。

M先生は、少し怒りながら(そりゃそうだ)

「お母さん、血小板1000て言ってますけど、最小単位が千なんで、0、ほとんどないって思ってください。」

「今出血したら、止まりません。頭をぶつけたら、大変ですよ。」

血小板0…。

そんなんで、人間生きてられんの?やっと事の重大さに気がついた。

「それに、こういう症状で、100人に1人くらい白血病で、その中で10人に1人くらい悪性リンパ腫だったりするんこともあるんで…。詳しく調べないとわからないけど…。」

一応小さい声だったけど、ちーの後ろにいた私が聞こえたんだから、ちーには聞こえたろう。

ショックだったし、ちーの目の前で言われたことにもびっくりした。 

「はじめに感染症にかかってるし、血小板しか異常がないから、ITPだと思いますけどね。」

「γグロブリンで、治療をします。」

「血液製剤なので、云々…。」

そのあとも説明が続いたが、あんまり覚えてない。

とにかくショックだった。