ちーは、中学生になった。
入学式の日、夕方、まこは、先生方にちーのITPのことを話すため、中学校へ行った。
先生方は、忙しかっただろうに、ちーのために、時間を作ってくれた。
学年主任のY先生と担任のC先生、それに養護の先生が待っていてくれた。
Y先生とC先生は、ベテランで、とっても頼りがいがありそうで安心した。
養護の先生は、かわいい感じだった。
ちーも相談しやすいだろう。
ちーが運動が好きだった話をすると、「何とかしてあげたいですよねー」とY先生が、言ってくれた。
みんながちーのことを 考えてくれてるんだと思った。
ありがたかった。
新しい治療方針や血小板が9000に下がったこと、地震や中学への不安で、落ち込むことが多かったが、なんだか温かい気持ちになった。
ちーも仲良しの子と同じクラスになれて、喜んでた。
先生方、ありがとうございました。
これから3年間、お世話になります。