https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B0%E9%99%BD(wikipediaより引用)

陰陽(いんよう)とは、中国の思想に端を発し、森羅万象、宇宙のありとあらゆる事物をさまざまな観点から陰(いん)と陽(よう)の二つのカテゴリに分類する思想。陰と陽とは互いに対立する属性を持った二つの気であり、万物の生成消滅と言った変化はこの二気によって起こるとされる。

これらは相反しつつも、一方がなければもう一方も存在し得ない。森羅万象、宇宙のありとあらゆる物は、相反する陰と陽の二気によって消長盛衰し、陰と陽の二気が調和して初めて自然の秩序が保たれる。

全体では、
陰があれば陽があり、陽があれば陰があるように、互いが存在することで己が成り立つ。
闇があれば光があり、善があれば悪がある。生死、男女、左右、上下、前後、全てに反対がある。

そして、
陰陽が互いにバランスをとるよう作用する。
陰虚すれば陽虚し、陽虚すれば陰虚する。陰実すれば陽実し、陽実すれば陰実する。
苦しみがなくなれば、楽しみもなくなる。

リズム変化し、
陰虚すれば陽実し、陽虚すれば陰実する。陰実すれば陽虚し、陽実すれば陰虚する。
泣いたり、笑ったり、悲しんだり、喜んだり。。変わり続ける。

または、
陰極まれば陽極まり、陽極まれば陰極まる。
苦あれば楽あり、努力すれば成功する。

そして、
陰陽それぞれの中に様々な段階の陰陽がある。陰中の陽、陰中の陰、陽中の陰、陽中の陽。
万物はこの陰陽の組み合わせの妙により成立し運営されている。

たった一つしかない生命が、混沌からこの世界を構成したツールが陰陽だ!
あなたと私、自分と自分以外との分離。過去、現在、未来へと流れる時間。こことあそこまでの距離。
全ての事象、万物は、陰と陽でできている。すべて、この陰陽の成せる業なのだ。