戦場の危険についてスキットねた
よくわからないものだよ!!
「戦場かぁ…」
ルカ君が不安そうに呟く
「俺にとっては馴染みの匂いだ」
「まあ僕もそれなりな縁かな」
ルカ君が俯く、その眼は不安そうだ
「僕も一度戦場に立たされたけど、やっぱり不安だなぁ」
「いいだろう。なら少し戦場の心得を教えてやる」
リカルドがルカ君に言う、心得?ってなんだ?
「ええ?いや、別にいいよぉ…」
遠慮するルカ君、まあ当然かな
「黙って聞け!口答えなど誰が許可したか!その締まりのない口を許可なく二度と開くな!いいな!?」
「!?;」
リカルド変なスイッチ入ってないかコレ
「う…うん…」
「返事は『はい、上官どの!』だ!!今度違う言葉をその薄汚い口から吐き出してみろ!その可愛いケツを蹴り上げてやる!!」
えええええええ
なんか言い出したよコイツ可愛い可愛いルカ君に!!
てかその口調って……
「ええ…はぁい、上官どのぉ…」
「ふざけるな!大声を出せ!貴様は『大声を出すな』としつけられたお嬢さんか!?」
ある意味でルカ君はお嬢さんだろうね
「ど…、どうしたのさリカルド。突然そんな口調で…」
「ふぬけを相手に質問するのは俺の仕事だ!わかったらとっとと返事をしろッ!!」
「は…はい!上官どの!」
ルカ君涙眼になってる、可哀想に
「ようやくいい返事が聞けたな!ご褒美だ、家に来て俺の母親と…。…どうした、なぜ泣く?」
俺の母親となんだ……!?
「だって、怖くて…」
しゃくりあげながらルカ君は言う
うん、お坊っちゃまだったのにね、そんな口調怖いだろうね
「誰が泣くのを許可した!さっさとそのクサレ涙を止めるよう涙腺に伝えろ!」
「う…うわぁぁぁ~ん!」
ついにルカ君が大声を上げて泣き叫ぶ
それを聞きつけアンジュが現れる
「ちょっと!リカルドさん!ルカ君が泣いているでしょう?一体どうしたんです?」
「ハッ……!!」
「『ハッ……!!』じゃありません!」
アンジュの一喝、リカルドも正気に戻る
「すまん…つい俺が新兵だったころの悪夢がよみがえってしまって…」
「あはははは」
だから口調が独特だったのか
「もう、しっかりして下さい。ルカ君、もう大丈夫だからね?アルガも笑わないの」
「う…うん」
「すまん、ルカ…」
「どこの軍でも新兵相手の口調って同じなんだね、ああ怖かった…」
………。……。
面白いこと思い付いた。
「おいそこの木偶の坊!突っ立ってないで辺りを見回さんか!!そんなに的にされたいのか貴様は!!」
怒鳴るとリカルドはビシィッと背筋を伸ばした
「ハッ!!はい!上官どの!!」
「…………(リカルドって……)」
「こらアルガ!」
「ハッ!!…アルガ…お前……!」
「あはははは」
あとがき
(´・ω・`)ナンダコレ