開演します。

 

 

最初はなつめ座。

今年は11人。

年々増えるのか?

減るのか?

その時の色々な都合なんだろうな。

それが面白いです。

大勢で弾く、大勢で一つのとこに向かっていくというのは楽しいし、心強いしねお互い。

そういう経験をさせてあげたいと思うし、したいと思ってくれてると。

リハでちょっと叱咤激励したけど、本番はバシッとやってくれました。

 

 

今回のトークは客席です。
こないだ松永会で客席で喋ったんですが、具合も良かったので、客席メインでもいいかなと。
トントンと進めたいのですよね。
幕間が気になるんです。
そのためには客席出てきちゃう方が良いのですね。
 

 

「花見踊」。
半田さんたちに唄ってもらうなら「花見踊」とスッと決まった演目です。
女性の華やかさは女性しか出せない、ような気がしています。

 

 

「花見踊」終わったらまた出ていく。

さすがに幕降りたとたんには出られなかったけど。

 

「吾妻八景」。

「花見踊」と「吾妻八景」の一番の違いはタッチだと思います。

もちろん全く違う曲調だし、全然違うのですが、三味線演奏家としたらタッチですね。

音の出し方が違う。

だから二曲やって楽しい。

もっといえば「勧進帳」タッチだって違う。

だから三曲弾けるのかもしれない。

 

 

休憩明けは僕が出るのが通例なんですが、ここにもう一つコーナーを設けてみました。
鉄駒・鉄六のユニット、スクハジに出てもらった、しかもトークで開けてもらった。
ごちゃごちゃ喋ってる間に幕が開き、一曲弾いておしまいという五分のコーナー。
実験的っていうと彼女たちに悪いが、思ったとおりうまくいったしお客様もスッと受け入れてくれていた。
もちろん彼女たちの力が大きいが。
 

このあと僕のコーナー。

なぜか写真がない。

一番弾けてるのに。

チケット質問用紙を一緒にを送っている。

書いてきてくれる人や、開場時に書いてくださる人とかさまざま。

そのいろんな事書いてあるものが幕があく寸前に届けられる。

舞台で色々読みながら答えたり弾いたりする、こういうのが大好きなのだ。

スリルがあって良い。

 

最後は「勧進帳」。

 この曲のどこが好きかって最後の義経一行がサーっと去っていくとこ。

なんとも言えない緊迫感と開放感がそこにはある。

今回もサーーッと去って行った。


「長唄の会」は完売でした。

10年かけて完売を目指そうと思っていたのに嬉しい悲鳴です。

来年は6月29日日曜日です。

絶対いらしてください。