元来、器用ではない僕は、着物もピシッと着ることが難しい。
これではいけないと何度もピシッと着る着方を教わっている。
何度も教わるうちに、ようはこうなればいいんだなというゴールにはたどり着いている。
だから恰好はつくようになっている。
けど、気を抜くとズルっとなる。
これが見事にズルっとなる。
で、着物はともかく、袴がうまくいかない。
ようはこうすれば良いとはわかっているが、技術が身につかない。
ある時、鉄六が手伝ってくれた。
うまい。
そうそうそうすればいいんだけどできないんだよねっていうことができる。
鉄七もできる。
助かるなーっていう話でした。
最後の紐は自分で出来る。
なんとなく。
こいつは、手伝ってもらってるんじゃなく、履かせてもらってるとこ。