節分も立春もすぎた。
相変わらず稽古場の片付けをしている。
ついに最後の押入れに手をつけた。
ここはやんなくてもなー、と思ってたところ、いざ、始めると半分がたいらないものだった。
妥協せずにやっているのも今回の特徴だ。
いつもはだいたい「こんなとこで」となる。
今回は言わさないよー。
「頑固にならないように」をテーマに生きてきた。
そのために気をつけなくてはいけないのは「なんでもいいよ」である。
「こだわる」ことと「頑固」であることを自分でわかってないといけない。
わからないといけない。
これはなかなか面倒なことだ。
でも、そこに手をつけないといけない年齢がやってきた。
実はもうとっくにできてないといけない年齢なのかも知れない。
三味線屋さんが来る。
張り替えたり直したりしてもらってる。
「出来ましたよ」と聞くと嬉しい。
綺麗になってたり元どおりになってたり。
「出来ましたよ」が聴きたくて、次々と持っていってもらう。
車の担当のYくんが来る。
定期点検が数ヶ月に一度。
朝渡すと夕方元気になって、ピカピカになって戻ってくる。
なんかそういうのが楽しい。
降ったことに気がつかなかった。
僕が起きた頃には軽い雨だったし。
午前中に出かけて帰宅した時、車に雪が積もっていることに驚いて撮った写真。
ええっ!!
気がつかなかったなーーー。
稽古でもないのに稽古場に来るのは珍しい。