飛行機に乗って岡山に着いた。
ホテルに入ってホッとすると鉄奈が迎えに来る時間になる。鉄四宅でお稽古する。
翌17日は午後からお稽古。
四月のお座敷会に向け白熱した稽古が、あたしゃクタクタである。
けれども嬉しいことは間違いない。
終わった後はお鍋を食べさせてもらった。
あったまったわ。

18日
お弟子のMさんが香川で武家屋敷を買い取って宿泊施設やご飯を食べるお店をやってるというので、「行こうぜ」と数ヶ月前に計画した。
まだ先のことだったが当日がやってきた。
天気の良い暖かい日だ。
鉄四・鉄弥・鉄奈と70キロのドライブだ。
弟子らとどこかに行くことなどほとんどない。
このメンバーで出かけるのももちろん初めてのことである。


とにかくお天気が良い。
なんて気持ちがいいんだろーと。



望遠鏡?双眼鏡?
なんていうんだ?
よくあるやつ。
覗いてみた。
遠くが見える。
子供の時、覗きたくて仕方なかった。
向こうの見えないとこが見えるので。

はて?
なんで、遠くが見たかったんだろ?
なんでワクワクしたんだろ?
見えているのに見えないところが見たかったんだろーなと思った。

今はワクワクしなかった。
「ああ、そんな感じだよな」って、冷めたもんだ。
今は、もっと遠くが見たいのかもしれない。
ともあれ、キャッキャ言いながら覗いている。



これでは橋が入らないというご指摘を受け


よいしょ!
これでどーだ!



「家中舎」というところ。
今年で193年目のお屋敷。
昨年リニューアルされてオープンした。


ランチ
こりゃいいですねーー。


絶対美味しいですね。


僕らは長居しましたのでね、ほかのお客様が居なくなってから撮影しとります。
こんな感じのとこでご飯食べる。
四つの部屋を一つにしたんだそうで。


昨日のお稽古の時、Mさんのお三味線が「ん?」な感じがしたので、ここは師匠風を吹かせて調べている図。

宿泊もできるという。
見せてもらいました、はい、泊まれます。
懐かしい感じというか時代劇の中に入るような。
絶対に時の経つのが少しゆっくりな空間ですね。

あ、そーだ。
Mさんは結婚式の人なんでした。
だから、ここで結婚式が挙げられる。
人気だそうです。


帰りはMご夫妻に高松空港に送っていただきました。
久しぶりの高松空港、いいねいいねーーー、ここも。

弟子たちとの楽しいバカンスでありました。